放課後等デイサービスのフランチャイズは利益が出る?収支差率9.1%の実態と2026年改定後の収益構造

監修者

福留 忠義
ブロッサムグループ株式会社
代表取締役 福留 忠義

ブロッサムグループ株式会社(ブロッサムジュニア)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める福留 忠義氏。
飲食・営業畑で培った店舗運営と人材育成の経験を活かし、2018年に「ブロッサムジュニア」を立ち上げる。2019年4月に本格的にフランチャイズ展開を開始。
わずか7年と3ヶ月で全国95事業所に拡大し今も尚成長中。
2026年7月現在、全国に95 事業所を展開しており、3ヶ年で100事業所増へ拡大することを目指す。
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放課後等デイサービスのフランチャイズ開業を検討する方にとって、最も気になるのは「本当に利益が出るのか」という点ではないでしょうか。この記事では、放課後等デイサービスの収益構造、厚生労働省の公開データが示す利益率の実態、2026年6月の報酬改定の影響、そして利益を安定させるためのポイントまで、開業前に知っておくべき情報を解説します。赤字撤退ゼロ・全国95事業所(2026年7月時点)のブロッサムグループが、加盟検討者の視点でまとめました。

放課後等デイサービスのフランチャイズは利益が出る?収支差率5.8%の実態と2026年改定後の収益構造|この記事の全体像
目次

放課後等デイサービスとは?市場が拡大し続ける理由

放課後等デイサービスは、障がいのある子どもたちの成長を支える福祉サービスとして、年々需要が高まっています。開業を検討するうえで、まずはこの事業の仕組みと市場動向を正しく理解しておくことが欠かせません。

放課後等デイサービスの基本的な仕組み

放課後等デイサービスは、6歳から18歳までの障がいのある子どもを対象とした通所型の福祉サービスです。2012年の児童福祉法改正によって制度化され、学校の授業終了後や休日に、生活能力の向上や社会との交流促進を目的とした支援を提供しています。基本情報を以下の表で確認しておきましょう。

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項目内容
対象年齢6〜18歳(就学児)
制度根拠児童福祉法(2012年改正で創設)
自己負担原則1割(世帯所得に応じた月額上限あり)
売上に占める公費割合約9割
売上の請求先国民健康保険団体連合会(国保連)

利用にあたっては、市区町村から「通所受給者証」の交付を受ける必要があり、利用者の自己負担は原則1割です。ただし、世帯の所得に応じて月額の負担上限が設けられており、一般的な所得の世帯では月4,600円が上限となります。残りの費用は国と自治体が負担する仕組みのため、事業者にとっては売上の約9割が公費で賄われる安定した収益構造です。

利用児童数と市場規模の推移

放課後等デイサービスの市場は、制度が始まった2012年以降、一貫して成長を続けてきました。以下の表で推移を見てみましょう。

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時点利用者数事業所数
2012年度(制度創設時)約5.4万人約2,500か所
令和4年度(2022年度)約30.6万人約1.9万か所
令和6年度(2024年度)費用額6,098億円約2万か所超

こども家庭庁の資料によると、令和4年度時点で放課後等デイサービスの利用者数は約30.6万人に達しており、制度創設時の約5.7倍にまで拡大しました。令和6年度の費用額は6,098億円で、利用者数に比例して増加しています。発達障がいへの社会的な認知の広がりや、共働き世帯の増加を背景に、支援が必要な子どもの数は今後も増え続ける見通しです。

出典:こども家庭庁「障害児支援施策について」、厚生労働省「障害福祉サービス等の費用額(国保連データ)」

国の制度に支えられたビジネスモデルである強み

放課後等デイサービスの最大の特徴は、国の制度によって収益が支えられている点にあります。売上の約9割が国保連を通じた公費から支払われるため、一般的なビジネスと比べて売掛金の未回収リスクが極めて低い構造といえます。また、この事業は障がいのある子どもたちにとってのインフラとして位置づけられており、行政が事業継続を困難にするような報酬体系にしにくいという背景も見逃せません。国が定めたルールに沿って適切に運営すれば、安定的に事業を継続しやすいモデルです。

ブロッサム

放課後等デイサービスは「福祉×制度ビジネス」という特殊な構造を持っています。市場が右肩上がりであっても、制度の仕組みを理解しないまま参入すると、加算の取りこぼしや運営基準の違反につながりかねません。ブロッサムジュニアでは、制度の基礎知識から報酬改定の最新動向まで、研修でしっかりお伝えしています。まずは「この事業がなぜ安定しているのか」を正しく理解することが、利益を出すための第一歩です。

放課後等デイサービスをフランチャイズで開業するメリット

放課後等デイサービスの開業方法は大きく「個人開業」と「フランチャイズ加盟」の2つがありますが、未経験から参入する場合はフランチャイズの活用が有力な選択肢になります。フランチャイズで開業する主なメリットは次の3つです。

放課後等デイサービスをフランチャイズで開業するメリット
  • 未経験でも参入できる仕組みがある
  • 開業準備から運営まで本部サポートを受けられる
  • 個人開業と比べてリスクを抑えやすい

未経験でも参入できる仕組みがある

福祉業界の経験がなくても開業できる点は、フランチャイズの大きな魅力です。放課後等デイサービスは児童福祉法に基づく指定事業であり、人員配置基準や設備基準など満たすべき要件が多く、個人で一からすべてを準備するには専門知識と時間が必要になります。フランチャイズでは、こうした行政手続きや開業準備のノウハウが体系化されており、研修やマニュアルを通じて業界未経験の方でもスムーズに開業を進めることが可能です。実際にブロッサムジュニアでも、飲食業や会社員など異業種からの参入者が多数活躍しています。

開業準備から運営まで本部のサポートを受けられる

フランチャイズで開業する場合、物件選定・人材採用・療育プログラムの設計・集客戦略まで、事業運営に必要な工程を本部が一括してサポートする体制が整っています。特に放課後等デイサービスでは、児童発達支援管理責任者(児発管)の採用が開業のボトルネックになりやすい傾向がありますが、フランチャイズ本部が福祉に特化した採用媒体や紹介ルートを持っていることで、この課題を乗り越えやすいのが実情です。開業後もスーパーバイザー(SV)が運営改善をサポートしてくれるため、経営の壁にぶつかったときも一人で悩む必要がありません。

個人開業と比べてリスクを抑えやすい

個人で開業する場合、事業計画の策定から行政申請、療育内容の設計まですべてを自力で行わなければなりません。準備不足のまま開業してしまうと、利用者が集まらず赤字が長期化するリスクが高くなります。一方、フランチャイズでは本部が蓄積してきた成功事例や失敗パターンをもとにした運営ノウハウが共有されるため、初期段階でのつまずきを最小限に抑えられます。たとえばブロッサムジュニアでは「赤字撤退ゼロ」という実績があり、フランチャイズ加盟による安定経営の裏づけといえるでしょう。個人開業との詳しい比較は放課後等デイサービスは個人開業とフランチャイズどっちがいい?をご覧ください。

放課後等デイサービスのフランチャイズはどれくらい利益が出るのか

開業を検討するうえで最も知りたいのが、実際にどの程度の利益が見込めるかという点でしょう。ここでは収益の仕組み、公開データが示す利益率の実態、そして自分の条件で損益分岐点を把握する方法を解説します。

収益構造の基本(報酬単価×利用者数×利用日数)

放課後等デイサービスの売上は「報酬単価 × 利用者数 × 利用日数」で計算されます。報酬単価は、事業所の所在する地域区分や定員規模、提供するサービスの時間区分、そして各種加算の取得状況によって変動する仕組みです。売上の算出は、以下のステップで考えるとわかりやすくなります。

STEP
報酬単価を確認する

地域区分・定員・時間区分で決まる基本報酬の単位数を確認します。2026年6月以降に新規指定を受ける場合は、後述の減算後の単価を用いてください。

STEP
1日あたりの利用者数を見込む

定員に対する稼働率を、開業直後・半年後・1年後と段階的に想定します。開業初月から定員が埋まる前提は避けてください。

STEP
月間の開所日数をかける

平日のみか、土曜・長期休暇も開所するかで開所日数は大きく変わります。学校休業日は支援時間が長くなるため報酬区分も変わる点に注意が必要です。

STEP
各種加算を上乗せして月商を算出する

専門的支援加算、児童指導員等加配加算、家族支援加算など、取得見込みの加算を積み上げます。加算の取得可否は人員配置に直結するため、人件費とセットで検討します。

2024年改定と2026年6月改定で報酬はどう変わったか

2024年の報酬改定では、支援の提供時間に応じた3段階の時間区分が導入され、より長時間の支援を提供する事業所が高い報酬を得られるようになりました。加えて、専門職の配置や家族支援などを適切に行うことで加算報酬が上乗せされるため、サービスの質を高める努力がそのまま収益の向上につながります。

さらに2026年6月には、新規に指定を受ける事業所を対象とした基本報酬の見直しが実施されました。内容は以下のとおりです。

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項目放課後等デイサービス児童発達支援
対象2026年6月以降に新規指定を受ける事業所
基本報酬所定単位数の1000分の982(約1.8%減)約1.2%減
既存事業所対象外(従来の基本報酬を維持)
例外重症心身障害児を主に受け入れる事業所は緩和措置により対象外

減算幅は約1.8%と限定的で、加算体系は維持されています。加算の取得を前提に収支を組めば吸収できる範囲ですが、事業計画の売上は必ず減算後の単価で試算してください。「量から質へ」という国の方針は2026年改定でも変わっておらず、専門的な療育を提供できる事業所ほど有利になる流れです。

出典:こども家庭庁「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定(障害児支援関係)改定事項の概要」

初期投資と運営コストの目安

放課後等デイサービスをフランチャイズで開業する場合、初期投資の目安はおよそ800万円からです。具体的な費目と金額の目安を以下の表にまとめました。

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費目目安金額
加盟金0〜250万円(プランによる)
物件取得費(敷金・礼金等)100〜200万円
内装工事費150〜300万円
備品・設備費50〜100万円
運転資金(3〜6か月分)200〜400万円
合計目安約800万円〜

出典:中小企業基盤整備機構J-Net21「放課後等デイサービス(起業支援)」をもとに当社作成

福祉系フランチャイズの中では比較的低い水準であり、日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金などの融資を活用する方も少なくありません。運営開始後の主な固定費は人件費で、令和6年基準では児童発達支援管理責任者1名以上に加え、児童指導員または保育士を定員10名につき2名以上(うち1名は常勤)配置する必要があります。開業直後は利用者数が少ないため、黒字化するまでの運転資金として3〜6か月分を見込んでおくと安心でしょう。開業までの具体的な流れは放課後等デイサービスの開業完全ガイドで解説しています。

公開データが示す放課後等デイサービスの利益率

厚生労働省「令和7年障害福祉サービス等経営概況調査」(令和6年度決算)によると、放課後等デイサービスの収支差率は9.1%で、全サービス平均の4.6%を上回っています(令和5年実態調査・令和4年度決算では5.8%)。一方で、令和6年度決算では放課後等デイサービスの約45%(45.4%)の事業所が赤字で、事業所数の急増による競争激化と人件費の上昇が背景にあると考えられます。

ただし注目すべきは平均値ではなく分布です。収支差率の分布を見ると、黒字幅の大きい事業所と赤字事業所の二極化が進んでおり、同じ制度・同じ報酬単価のもとで運営しても、稼働率と加算の取得状況によって結果が大きく分かれています。「放課後等デイサービスは儲かるか」という問いへの答えは、「どちらの側に入る運営ができるか」で決まるといえます。

出典:厚生労働省「令和5年障害福祉サービス等経営実態調査結果」

損益分岐点は「稼働率」で把握する

放課後等デイサービスの支出は、人件費と家賃を中心に稼働率にかかわらず発生する固定費が大半を占めます。そのため損益分岐点は金額ではなく「定員に対して何%の稼働率でトントンになるか」で把握するのが実務的です。固定費総額を「1日あたりの報酬単価 × 開所日数」で割れば、月に必要な延べ利用児童数が出ます。それを定員 × 開所日数で割った値が損益分岐稼働率です。

定員10名の事業所であっても、毎日10名が利用するとは限らず、曜日や時期によって利用者数は変動します。稼働率が損益分岐点を下回ったまま推移すると、固定費をカバーできず赤字が続く原因になりかねません。逆に、損益分岐点を超えた後は追加コストがほとんど発生しないため、稼働率が高まるほど利益が拡大する構造です。本部から収益モデルを提示された場合は、「稼働率50%でも資金が持つか」「損益分岐稼働率に何か月で到達する想定か」を、既存店舗の実績とあわせて確認してください。

ブロッサム

本部が提示する収益モデルは、定員満員・加算フル取得を前提にした「理想値」であることが少なくありません。ブロッサムジュニアでは、開業前の段階で地域の需給バランスを調査し、稼働率を段階的に積み上げた場合の収支を本部と一緒にシミュレーションしたうえで開業を進めます。数字の根拠がある状態でスタートするからこそ、赤字撤退ゼロの実績を維持できているのです。

利益を安定させるために押さえるべきポイント

放課後等デイサービスで長期的に利益を出し続けるには、開業後の運営戦略が重要になります。ここでは利益を安定させるための具体的なポイントを4つの視点から解説します。

  • 稼働率を高める集客・営業の考え方
  • 多機能型施設で収益の波を抑える
  • 人材の定着が経営を安定させる
  • 業務効率化で運営コストを下げる

稼働率を高める集客・営業の考え方

利益の土台となるのは利用者の確保であり、集客は開業前から計画的に取り組まなければなりません。放課後等デイサービスの集客経路は大きく2つです。

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集客チャネル具体的な方法
Web活用ポータルサイト掲載、Instagram等のSNS発信
地域連携相談支援事業所・保育園・小学校・発達支援センター・行政窓口との関係構築

一つはWebを活用した方法で、福祉系ポータルサイトへの掲載やInstagramなどのSNSでの情報発信が有効です。もう一つは地域連携で、利用計画を作成する相談支援事業所をはじめ、保育園・小学校・発達支援センター・行政窓口といった地域の中核機関との関係づくりを通じた紹介がメインの流入経路になります。開業初期は特にこの地域連携が重要で、「どんな療育をしているか」を丁寧に伝えることで、保護者からの信頼を獲得しやすくなるでしょう。具体的な手法は放課後等デイサービスの集客方法10選にまとめています。

多機能型施設で収益の波を抑える

放課後等デイサービス単体で運営する場合、平日の放課後の時間帯しか利用がないため、午前中の稼働率がゼロになります。そこで注目したいのが、児童発達支援と放課後等デイサービスを一体的に運営する「多機能型施設」という形態です。以下の表で、時間帯別の稼働イメージを確認してみましょう。

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時間帯児童発達支援(未就学児)放課後等デイサービス(就学児)
午前〜昼◎ 利用が集中✕ 利用なし
放課後〜夕方△ 少なめ◎ 利用が集中
多機能型にすると朝から夕方まで切れ目なく稼働

児童発達支援は未就学児を対象としているため、午前から昼過ぎの時間帯に利用が集中します。この2つのサービスを組み合わせることで、朝から夕方まで切れ目なく施設を稼働させることができ、収益の安定化につながります。ブロッサムジュニアでも、この多機能型モデルを標準的な運営形態として採用中です。児童発達支援側の収益性については児童発達支援は儲かる?が詳しいです。

人材の定着が経営を安定させる

放課後等デイサービスの運営コストの大部分を占めるのは人件費にほかなりません。採用コストの肥大化を防ぐためにも、一度採用したスタッフに長く働いてもらえる環境づくりが重要になります。児童発達支援管理責任者をはじめとする有資格者の採用は難易度が高く、ハローワークだけでは十分な応募が集まらないケースも多い状況です。福祉・教育に特化した求人媒体の活用や、働きやすい職場環境の整備が欠かせません。スタッフが定着すれば療育の質も安定し、結果として利用者の満足度向上とリピート利用につながるという好循環が生まれます。

業務効率化で運営コストを下げる

利益を増やすもう一つのアプローチが、運営コストの削減です。放課後等デイサービスでは、個別支援計画の作成・国保連への請求事務・保護者対応・行政への報告など、日常的に多くの事務作業が発生します。これらの業務をクラウドシステムや専用ソフトで効率化することで、スタッフの事務負担を軽減し、療育に集中できる時間を増やすことが可能です。ブロッサムジュニアでは、クラウド型の運営システムや療育アプリの提供によって、こうした業務効率化をフランチャイズ全体で推進しています。

ブロッサム

利益を安定させるカギは「稼働率」と「加算の取得」の2つに集約されます。ブロッサムジュニアでは、開業後にSV(スーパーバイザー)が定期的に稼働率をモニタリングし、集客の改善策や加算取得の最適化を一緒に検討する体制です。また、多機能型施設を標準としているため、午前と午後の両方の時間帯で安定的に売上をつくれる仕組みになっている点も大きな強みです。「お子さんに対して良い支援を提供すると、それがきちんと報酬に反映される」という制度の構造を最大限に活かすことが、利益安定への近道になります。

フランチャイズ選びで失敗しないためのチェックポイント

放課後等デイサービスのフランチャイズは多数存在しますが、加盟先によって開業後の利益や経営の安定度に大きな差が出ます。後悔しないために、加盟前に以下の3つを必ず確認しましょう。

  • 開業後も継続的なSVサポートがあるか
  • 赤字撤退ゼロなど不採算撤退の実績を開示しているか
  • ロイヤリティ以外の隠れコストがないか

本部の支援体制は十分か

フランチャイズ本部のサポートが開業時だけで、運営が始まった後は放置されるというケースも珍しくありません。開業前の物件選定・行政手続き支援はもちろん、開業後の利用者獲得や療育プログラムの改善、人材の採用・育成まで継続的に支援してくれる体制があるかどうかを確認しましょう。具体的には、担当のスーパーバイザー(SV)がつくのか、定期的な訪問やオンラインでの相談対応があるのかといった点が判断基準になります。運営開始後にこそ壁にぶつかる場面が多いため、伴走型の支援体制を持つ本部を選ぶことが大切です。

撤退率・赤字率の実績を確認する

フランチャイズの安定性を測る指標として、撤退率や赤字率は必ず確認すべき数字です。加盟説明会では成功事例ばかりが強調されがちですが、過去に撤退した事業所がどの程度あるのか、赤字が続いている事業所はないかといったネガティブな情報にも目を向ける必要があります。事業者によっては撤退の定義を曖昧にしている場合もあるため、「不採算による撤退がゼロかどうか」を明確に質問しておくとよいでしょう。正直に情報を開示する本部ほど、加盟後も誠実なサポートが期待できます。

ロイヤリティと費用の透明性

フランチャイズに加盟すると、毎月のロイヤリティが発生します。この金額が利益にどの程度影響するかを事前にシミュレーションしておくことが不可欠です。ロイヤリティの形態は「売上の◯%」という定率型が一般的ですが、本部によっては別途システム利用料や広告分担金がかかる場合もあります。加盟前に見積もりを取り、隠れたコストがないかを確認しましょう。ブロッサムジュニアでは、以下の2種類のプランが用意されており、自分の資金計画に合わせて選択できます。

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プラン加盟金ロイヤリティ
Aプラン0円売上の8%
Bプラン250万円(税別)売上の5%

ロイヤリティの業種別相場と適正額の判断基準は、フランチャイズのロイヤリティ相場で整理しています。

ブロッサム

フランチャイズ選びで最も大切なのは、「開業後のサポートの質」です。開業前の手続き支援はどの本部でもある程度対応していますが、差がつくのは開業してからの伴走力にあります。ブロッサムジュニアでは、専任SVが稼働率の推移・スタッフの定着状況・加算の取得状況まで細かくモニタリングし、課題があれば具体的な改善策を一緒に考えます。「加盟して終わり」ではなく「加盟してからが本番」という姿勢で、オーナーの経営を支え続ける体制がある点を、比較検討の材料にしてください。

ブロッサムジュニアが選ばれる理由

数あるフランチャイズの中で、ブロッサムジュニアが多くのオーナーから選ばれているのには明確な理由があります。ここでは当社が持つ3つの強みをお伝えします。

  • 赤字撤退ゼロの実績
  • 全国95事業所の運営ノウハウ
  • SVによる継続的な運営支援

赤字撤退ゼロの実績

ブロッサムジュニアは、2019年にフランチャイズ展開を開始して以来「赤字撤退ゼロ」の実績を継続中です。これは、開業前の立地選定・事業計画の段階から綿密なシミュレーションを行い、無理のない形で開業を進めているからこそ実現できている数字です。また、開業後も稼働率やスタッフの配置状況を本部が定期的にモニタリングし、課題があれば早期に改善策を講じる体制を整えています。「利益が出ずに撤退する」というリスクをできる限り排除した仕組みが、この実績を支えています。

全国95事業所の運営ノウハウ

ブロッサムジュニアは2026年7月時点で全国95事業所を展開しており、都市部から地方まで多様なエリアでの運営ノウハウを蓄積してきました。地域ごとの利用者動向や行政との関係づくり、効果的な集客手法まで、各拠点の成功・失敗パターンがデータとして共有されている点が大きな強みです。新規開業者はこの蓄積されたナレッジを活用することで、手探りで事業を始める必要がなくなります。さらに、ABA(応用行動分析)を基盤に個別療育と集団療育を組み合わせた療育プログラムは、保護者からも高い評価を得ており、利用者の継続率向上に直結しています。

SVによる継続的な運営支援

ブロッサムジュニアでは、各加盟オーナーに対して専任のSV(スーパーバイザー)がつき、開業準備から運営安定化まで一貫して伴走する体制です。開業前は物件探しや行政手続きの支援、人材採用のアドバイスを行い、開業後は稼働率の改善策や療育プログラムの見直しなど、経営課題に応じた具体的なアクションプランの提示を受けられます。損益分岐稼働率を早期に超え、加算を取りこぼさない運営を実現するうえで、このSVの存在は欠かせません。一人で悩む必要がなく、実績あるプロの知見をいつでも借りられる環境が整っています。

ブロッサム

私たちが最も大切にしているのは、「オーナーが一人で悩まない環境をつくる」ということです。赤字撤退ゼロの実績も、95事業所分のノウハウも、すべてはオーナーの成功を本気で支えたいという想いから積み上げてきたものです。放課後等デイサービスは、お子さんに対して良い支援を提供しようとすると、その内容に応じて国から追加の報酬が支払われる仕組みになっています。つまり、「子どものためになることをすれば、きちんと報酬として返ってくる」事業なのです。社会貢献と事業収益を両立できるこのビジネスに興味がある方は、一度ブロッサムジュニアにご相談ください。

開業スケジュールと資金計画を無料で相談できます

ブロッサムジュニアでは、地域調査・物件探し・指定申請・資金調達まで本部が伴走します。初期投資の内訳と開業までの流れは、加盟案内資料でも確認できます。

よくある質問

放課後等デイサービスのフランチャイズは本当に利益が出ますか?

厚生労働省「令和7年障害福祉サービス等経営概況調査」では、放課後等デイサービスの収支差率は9.1%(令和6年度決算)で、全サービス平均の4.6%を上回っています。ただし黒字事業所と赤字事業所の二極化が進んでおり、稼働率と加算の取得状況で結果は大きく分かれます。

2026年6月の報酬改定で新規開業は不利になりましたか?

2026年6月以降に新規指定を受ける事業所は、基本報酬が所定単位数の1000分の982(約1.8%減)となりました。減算幅は限定的で加算体系は維持されているため、加算取得を前提に収支を組めば吸収できる範囲です。既存事業所は対象外です。

開業資金はいくら必要ですか?

フランチャイズ開業の場合、加盟金・物件取得費・内装工事費・備品費・運転資金を合わせて約800万円からが目安となります。日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金などの融資を活用する方も多くいます。

黒字化までどのくらいかかりますか?

黒字化の時期は、損益分岐稼働率に何か月で到達できるか次第です。立地・定員・加算の取得状況によって異なるため、本部の収益モデルは既存店舗の実績とあわせて、自分の条件に置き換えて確認してください。

福祉の経験がなくても開業できますか?

オーナー自身に資格や経験は求められません。ただし児童発達支援管理責任者などの有資格者の配置が指定要件となるため、採用支援の体制がある本部を選ぶことが開業の可否を左右します。

まとめ|放課後等デイサービスのフランチャイズで安定した利益を目指すために

放課後等デイサービスは、国の制度に支えられた安定性の高いビジネスモデルです。利用者数は年々増加しており、市場としての成長余力も十分にあります。フランチャイズで開業すれば、未経験でも本部のサポートを受けながら参入でき、個人開業と比べてリスクを抑えた経営が実現しやすくなるでしょう。

最後に、この記事の要点を一覧で振り返ります。

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項目ポイント
市場性利用者約30.6万人(令和4年度)、費用額6,098億円(令和6年度)と成長継続中
収益モデル売上の約9割が公費、未回収リスクが低い
利益率の実態収支差率9.1%(厚労省・令和7年概況調査)、稼働率と加算で二極化
2026年6月改定新規指定は約1.8%減、既存事業所は対象外
初期投資約800万円〜、損益分岐は稼働率で把握
ブロッサムの強み赤字撤退ゼロ・95事業所・SV伴走型

利益を安定させるためには、稼働率の向上・多機能型運営・人材定着・業務効率化といった複数の視点から経営を組み立てることが重要です。そして、フランチャイズ選びでは「撤退率」「サポート体制」「費用の透明性」を必ず確認してください。業種横断でフランチャイズの収益構造を比較したい方は、2026年に儲かるフランチャイズの条件もあわせてご覧ください。

ブロッサムジュニアでは、赤字撤退ゼロの実績と全国95事業所のノウハウ、そしてSVによる継続的な運営支援をご用意しています。放課後等デイサービスでの開業に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

ブロッサムグループ株式会社メディア&SNS戦略事業部は、社会貢献性が高く、注目を集める福祉事業。なかでも「ブロッサムジュニア」は、発達に特性のある子供を対象に、0~6歳向けの「児童発達支援」と、7~18歳向けの「放課後等デイサービス」の専門情報を発信するブログと公式SNSを運営。市場動向や成功事例、資金計画のコツをわかりやすく届け、オーナー候補の信頼を育むとともに、SEOとデータ分析でリード獲得を最大化。さらに、コンテンツマーケティングと動画施策でブランド価値を高め、コミュニティ形成を支援します。

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