自分の経験を活かして起業したい。子育てと両立できる仕事で独立できないかな…
そう考える女性が増えています。女性の起業を成功させる鍵は、これまでの経験や強みを活かせて、生活と両立しやすい業種を選ぶことです。子育てや前職で培った経験は、多くのビジネスで武器になるはずです。
この記事では、女性におすすめの起業業種を10個取り上げ、初期費用・収入の安定性・子育て経験の活かしやすさで比較します。あわせて、子育て経験が強みになる放課後等デイサービスについて、両立のための現実的な体制づくりまで取り上げました。
【PR】本記事は、放課後等デイサービス・児童発達支援のフランチャイズ本部であるブロッサムグループ株式会社が運営しています。
この記事でわかること
- 女性の起業が増えている背景と、成功しやすい3つの条件
- 女性におすすめの起業業種10選と比較表
- 子育て経験が強みになる放課後等デイサービスと、両立のための体制
- 女性が使える融資・補助金などの支援制度
目次
女性の起業が増えている背景と成功のポイント
開業者に占める女性の割合は過去最高
日本政策金融公庫の「2025年度新規開業実態調査」によると、開業者に占める女性の割合は25.7%で、調査開始以来の最高を4年連続で更新しました。働き方の多様化やオンラインで完結するビジネスの広がり、創業支援制度の充実が、女性の起業を後押ししています。
出典:日本政策金融公庫総合研究所「2025年度新規開業実態調査」(2025年12月5日公表)
女性の起業が成功しやすい3つの条件
成功しやすい業種には、共通する3つの条件があります。業種選びの際は、この条件を満たしているかを確認しましょう。
女性の起業が成功しやすい3つの条件
- これまでの経験やスキルが活かせる|子育て・家事・前職の経験が強みになる
- 生活と両立できる働き方ができる|家庭や育児と両立できる時間の使い方や体制をつくれる
- 安定した需要が見込める|景気や流行に左右されにくく、長く続けられる
見落とされがちなのが「収入の安定性」です。在宅で手軽に始められる仕事は魅力的ですが、収入が不安定だと長続きしません。経験を活かせて、安定して続けられる業種かどうかを見極めましょう。
女性におすすめの起業業種10選
ここからは、女性におすすめの起業業種を10個紹介します。初期費用や働き方、経験の活かしやすさはそれぞれ違うため、自分の状況や目指す働き方に合わせて選びましょう。
①ハンドメイド・ネット販売
アクセサリーや雑貨を制作して販売するビジネスです。初期費用が少なく、自宅で趣味の延長から始められます。SNSやネットショップで全国に販路を広げられる一方、収入を安定させるにはブランドづくりと継続的な発信が欠かせません。
②Webデザイン・動画編集
企業のWebサイト制作や動画編集を請け負う仕事です。技術職のため需要があり、スキルを磨けば単価を上げられます。在宅で完結しやすい反面、案件を獲得するまでの学習期間と営業力が求められます。
③オンライン講師・自宅教室
料理、語学、音楽、ヨガなど、得意分野や資格を活かして教える仕事です。自宅やオンラインで開講でき、初期費用を抑えやすいのが利点です。
④ベビーシッター・家事代行
子育てや家事の経験がそのまま活きる仕事です。共働き世帯の増加で需要が伸びています。利用者の自宅に入る仕事のため、信用の積み重ねが何より大切です。
⑤サロン経営(エステ・ネイル)
自宅の一室を活用すれば、家賃を抑えて開業できます。美容業界の経験がある方なら技術をそのまま活かせます。リピーターの獲得が安定経営の鍵です。
⑥育児・子育てコンサルティング
自身の子育て経験をもとに、悩む保護者を支援する仕事です。同じ悩みを経験したからこその共感が強みになる一方、収益化の仕組みづくりには工夫が必要です。
⑦カフェ・飲食店
理想の空間やメニューを提供できる人気の業種ですが、初期費用が大きく、立地や運転資金の管理が成否を分けます。小さなカフェやテイクアウト専門店から始める方法もあります。
⑧Webライター・ブロガー
パソコン1台あれば始められ、初期費用はほとんどかかりません。子育てや暮らしの経験をテーマにすれば、体験そのものが記事の価値になります。安定した収入を得るまでには時間がかかる傾向があります。
⑨コーチング・カウンセリング
相手の話に寄り添い、目標達成や悩みの解決を支える仕事です。子育てや前職で培った傾聴の経験を活かせます。資格取得や実績づくりが必要ですが、オンラインで全国の相談者に対応できます。
⑩放課後等デイサービス(児童福祉)
障害のある子どもや発達に特性のある子どもの成長を支える福祉事業です。子育て経験を活かしやすく、売上の約9割が公費で安定しているのが特徴です。初期費用は高めですが、フランチャイズを活用すれば未経験からでも開業できます。次の章で詳しく解説します。
【比較表】10業種の初期費用・収入の安定性・子育て経験の活かしやすさ
スクロールできます
| 業種 | 初期費用 | 収入の安定性 | 子育て経験の活かしやすさ |
|---|
| ハンドメイド・ネット販売 | 低 | △ | △ |
|---|
| Webデザイン・動画編集 | 低 | ○ | △ |
|---|
| オンライン講師・自宅教室 | 低〜中 | ○ | ○ |
|---|
| ベビーシッター・家事代行 | 低 | ○ | ◎ |
|---|
| サロン経営 | 中 | ○ | △ |
|---|
| 育児・子育てコンサル | 低 | △ | ◎ |
|---|
| カフェ・飲食店 | 高 | △ | △ |
|---|
| Webライター・ブロガー | 低 | △ | ○ |
|---|
| コーチング・カウンセリング | 低〜中 | ○ | ○ |
|---|
| 放課後等デイサービス | 高め(1,000万円前後〜) | ◎ | ◎ |
|---|
在宅系のビジネスは初期費用が低い反面、収入の安定性に課題があります。放課後等デイサービスは初期費用が高めですが、子育て経験の活かしやすさと収入の安定性をともに満たしやすい選択肢です。何を優先したいかで、選ぶ業種は変わります。
放課後等デイサービス開業支援LAB
未経験の起業で成功しやすい業種とは?失敗しない3条件と選び方を解説
未経験の起業で成功する鍵は業種選び。マニュアル化・安定需要・サポート体制という3条件を満たす業種を比較し、未経験オーナー多数の放デイFCが選ばれる理由を解説します…
子育て経験が強みになる「放課後等デイサービス」
10業種のなかでも、子育て経験を活かしやすく、収入の安定性も高いのが放課後等デイサービスです。その理由と、知っておきたい前提を見ていきましょう。
子育て経験が放課後等デイサービスで活きる理由
子どもへの接し方、成長を見守る視点、そして保護者の不安に寄り添う姿勢は、子育ての経験から自然と身につくものです。わが子の発達や育児に悩んだ経験がある方なら、利用する保護者と同じ目線で話ができます。「気持ちを分かってもらえる」という安心感は、事業所選びの決め手にもなります。
売上の約9割が公費で、収入が安定しやすい
放課後等デイサービスは、売上の約9割が国・自治体からの給付費(公費)でまかなわれます。利用者の負担は原則1割で、世帯の所得に応じて月額の上限が決まる仕組みです。利用者は令和8年1〜3月に月平均40万8,790人と、3年で約1.32倍に増えています。
出典:厚生労働省「障害福祉サービス等の最近の動向(令和8年3月まで)」(国保連データ、各四半期の月平均値)
子育て経験だけでは足りない部分もある
オーナー自身に資格は必要ありませんが、事業所には児童発達支援管理責任者や児童指導員、保育士など、人員基準を満たす有資格者の配置が必要です。また、5領域をふまえた支援計画にもとづく療育が求められるため、スタッフの研修も欠かせません。
子育て経験は大きな強みですが、それだけで支援が成り立つわけではありません。フランチャイズの研修や療育プログラムを活用し、専門性を組織で補うことが大切です。
子育て経験は、子どもの小さな変化に気づく力や、保護者の気持ちを想像する力になります。その経験を、専門職のスタッフと組み合わせることで、支援の質が高まります。
放課後等デイサービスで子育てと両立するための体制づくり
放課後等デイサービスで子育てと両立するには、営業時間の実態を知ったうえで、無理のない体制を組むことが大切です。
営業の中心は放課後と長期休暇
放課後等デイサービスは、学校の授業が終わった後と、土曜日や夏休みなどの学校の休業日が営業の中心です。つまり、オーナー自身の子どもが帰宅する時間や長期休暇と重なりやすい事業です。オーナーが現場に立ち続ける前提では、子育てとの両立は簡単ではありません。
現場は管理者に任せ、オーナーは経営に専念する
両立しやすいのは、現場の運営を管理者や児童発達支援管理責任者に任せ、オーナーは採用・数字の管理・地域との関係づくりといった経営に専念する体制です。日中の空いた時間に経営業務を進められるため、家庭の時間を確保しやすくなります。
日中に営業する児童発達支援との多機能型
未就学児を対象とする児童発達支援は、午前から日中の時間帯に支援を行います。放課後等デイサービスと併設する多機能型にすれば、日中は児童発達支援、放課後は放課後等デイサービスと事業所が一日中稼働し、利用も途切れにくくなります。
2026年6月の報酬改定も確認しておく
2026年6月1日以降に新たに指定を受ける放課後等デイサービスは、基本報酬が約1.8%引き下げられました(児童発達支援は約1.2%減)。既存の事業所は対象外です。これから開業する場合は、引き下げ後の単価で収支を計算しておきましょう。
出典:こども家庭庁「令和8年度障害福祉サービス等報酬改定における改定事項について(報告)」
「社会貢献」と「事業の継続」を両立するために
- 子どもたちの成長を支える社会的な意義を、ボランティアではなく続けられる事業として実現できる
- 収益性は平均で高いとはいえない(厚労省の令和7年経営概況調査で収支差率は放デイ9.1%・児発7.8%)。稼働率と支援の質を保つ運営が前提
- 利用者や家族から直接感謝される機会が多く、やりがいを感じやすい
女性が起業を成功させるための準備と支援制度
起業を成功させるには、事前の準備と、使える支援制度を知っておくことが大切です。
女性が使える融資制度
日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」には、女性や若者・シニアの起業家を対象とした区分があり、女性であれば年齢に関係なく利用できます。融資の条件や金利は、公庫の公式サイトや窓口で最新の内容を確認しましょう。
出典:日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」
補助金や自治体の創業支援
創業後1年以内の小規模事業者などを対象とした「小規模事業者持続化補助金<創業型>」も、2026年に公募が行われています。補助額や受付期間は回ごとに変わるため、公募要領で最新の条件を確認してください。このほか、自治体独自の女性向け創業支援や、商工会議所の創業相談も活用できます。
出典:中小企業庁「小規模事業者持続化補助金<創業型>(第4回)の公募要領を公開しました」
一人で抱え込まず、相談しながら進める
起業準備では、資金調達・事業計画・各種手続きなど、やることが数多くあります。商工会議所や創業支援窓口、フランチャイズ本部など、頼れる支援を積極的に活用しましょう。フランチャイズなら、開業前の準備から開業後の運営まで本部が伴走してくれます。
放課後等デイサービスという選択肢を資料で比べてみませんか
市場データ、加盟プランと初期投資の内訳、本部のサポート内容をまとめた加盟案内資料を無料でお送りしています。収支の目安は、収支シミュレーターでも試算できます。
女性の起業に関するよくある質問
- 子育て経験しかなくても起業できますか?
-
起業できます。子育て経験は、ベビーシッターや家事代行、育児コンサルティング、放課後等デイサービスなど、多くの業種で強みになります。ただし業種によっては資格を持つスタッフの配置や研修が必要なため、経験を活かしつつ、足りない部分を補える体制を選ぶことが大切です。
- 放課後等デイサービスは子育てと両立できますか?
-
放課後等デイサービスは放課後と学校の休業日が営業の中心で、オーナー自身の子どもの帰宅時間や長期休暇と重なりやすい事業です。現場を管理者に任せ、オーナーは経営に専念する体制を組めば、両立しやすくなります。日中に営業する児童発達支援との多機能型にする方法もあります。
- 女性が使える起業の支援制度はありますか?
-
日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」には女性起業家を対象とした区分があり、女性であれば年齢に関係なく利用できます。このほか、小規模事業者持続化補助金<創業型>や自治体独自の創業支援も活用できます。条件は公募や時期によって変わるため、最新の情報を確認しましょう。
- 収入が安定しやすい女性向けの起業業種は何ですか?
-
収入の安定性を重視するなら、放課後等デイサービスなどの福祉事業が候補になります。売上の約9割が公費でまかなわれ、景気に左右されにくいためです。ただし初期費用は高めで、利益率も平均で高いとはいえないため、稼働率と支援の質を保つ運営が前提になります。
- 2026年の報酬改定は放課後等デイサービスの開業に影響しますか?
-
2026年6月1日以降に新規指定を受ける放課後等デイサービスは、基本報酬が約1.8%引き下げられました。既存事業所は対象外です。これから開業する場合は、引き下げ後の単価で収支を計算しておく必要があります。
- 未経験の分野でも起業して大丈夫ですか?
-
サポート体制が整った業種を選べば、未経験からでも始められます。フランチャイズなら、開業ノウハウや運営マニュアル、研修が提供されます。一人で抱え込まず、本部や支援窓口を活用するのが成功への近道です。
まとめ|女性の起業は「経験を活かせて、無理なく続けられる業種選び」が鍵
この記事のポイント
- 開業者に占める女性の割合は25.7%で過去最高(2025年度)
- 成功しやすい業種の条件は「経験が活かせる・生活と両立できる・需要が安定」
- 在宅系は始めやすいが、収入の安定性に課題がある
- 放課後等デイサービスは子育て経験を活かしやすく、収入も安定しやすい。営業は放課後と長期休暇が中心のため、管理者に現場を任せる体制が両立の鍵
- 公庫の女性向け融資や持続化補助金<創業型>などの支援制度も活用できる
女性の起業を成功させる鍵は、これまでの経験を強みに変え、無理なく続けられる業種を選ぶことです。始めやすさだけでなく、「安定して長く続けられるか」「生活と両立できる体制を組めるか」という視点で業種を選びましょう。
子育て経験を活かして放課後等デイサービスを始めたい方は、ブロッサムジュニアの無料相談をご活用ください。両立のための体制づくりや、出店候補エリアの需要、2026年6月以降の単価をふまえた収支の考え方を、個別にご説明します。
放課後等デイサービス開業支援LAB
放課後等デイサービスのフランチャイズ15社を比較【2026年最新】加盟金・ロイヤリティ・選び方
放課後等デイサービスのフランチャイズ15社を加盟金・ロイヤリティ・療育タイプで比較。2026年6月の新規指定の報酬引き下げや2027年度改定の論点、損益分岐点の計算方法ま…